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株初心者のためのチャート一目均衡表の使い方

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「一目均衡表」の「転換線」ってなに?

内容をざっくり書くと
一目均衡表では、まず基準線と転換線の関係性を理解する必要があります。

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一目均衡表

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)は、株式、商品、為替の取引相場の罫線表分析法の一つ。

都新聞商況部部長の細田悟一が私設研究所を設立して7年の歳月と延べ2000人の人手をかけて開発 [1] 、1935年(昭和10年)に「新東転換線」として同紙面で発表した。

戦後、細田悟一がペンネームを「一目山人(いちもくさんじん)」としたのに合わせて、この「新東転換線」を「一目均衡表」と改名した [2] 。現在、一目均衡表は、世界に先駆けた日本発の近代的テクニカル分析手法として海外のマーケットでも高く評価され、海外の金融会社の提供するテクニカル分析ツールでも「Ichimoku」として広く利用されている [3] 。

また、この「一目均衡表」は、細田の遺族が経営する株式会社経済変動総研の登録商標である。

1935年(昭和10年)、都新聞商況欄で細田悟一が「新東転換線」の名称で発表。

1969年(昭和44年)8月、細田悟一が、一目山人のペンネームで「一目均衡表」を出版し、一目均衡表の製作方法を一般公開する。以降1981年までに全七部作が刊行される。(『一目均衡表 完結編』『一目均衡表 週間編』『わが最上の型譜』『一目均衡表 綜合編』『一目均衡表 綜合編 後編』『一目均衡表 真技能編』)

一目均衡表は、時間論値幅論型譜スパンなどで構成される。一目均衡表はスパンクモが有名ではあるが、一目均衡表における第一は時間関係である。

時間論は、9・17・26…などの基本数値、あるいは、過去の幾波動の日数をとる対等数値、銘柄ごとに現れる習性数値に分類される日数を経過した日を変化日とするものである。

値幅論は、目標値としては、E・V・N・NT計算値、4~8Eの倍数値がある。また、相場の勢いや方向性を見定めるため、それ以外の値幅・陰陽数をも検討する。

スパンは、日々のローソク足と、次の計算式で算出した各数値をそれぞれをつないだ5本の線で構成される。

  • 転換線=(過去9日間における最高値+同最安値)÷2
  • 基準線=(過去26日間における最高値+同最安値)÷2
  • 先行スパン1={(転換値+基準値)÷2}を(当日を含めた26日先すなわち)25日先にプロットしたもの
  • 先行スパン2={(過去52日間における最高値+同最安値)÷2}を(当日を含めた26日先すなわち)25日先にプロットしたもの
    株初心者のためのチャート一目均衡表の使い方
  • 遅行スパン=(本日の終値)を(当日を含めた26日前すなわち)25日前にプロットしたもの

2本の先行スパンに囲まれた部分は、「雲」(クモ)と呼ばれ、通常、その部分は色(網目模様)で塗られている。

一目均衡表は「買い方と売り方の均衡が崩れた方向に相場が動く」という考えに基づいて作られている。また相場の変化の起こる時期を推測する意味でも「時間を重視する」「未来の動きも見る」点も特徴である。

  • 直近の売買価格帯の相場水準(転換線基準線
  • 過去との価格比較(遅行スパン
  • 未来における、株保持者の購入価格帯層(先行スパン1, 先行スパン2)

の5本の補助線を利用して相場の動きをチャートに表示している。そして、そのチャートを見ることによって、現在および今後の相場のトレンド、今は買いシグナルか、売りシグナルか、をパッと一目で見ることができる。これは、一目均衡表の名称の通り、まさに「一目で相場の均衡状態を把握できる」ようにしている点が画期的である。

一目山人みずから手がけた解説本は全七巻にも及び、身につけば非常に有用とされる一方、時間論・波動論・値幅観測論などを総合的に判断する必要があるため、習得までの難度は極めて高い。また、一部の巻が絶版になっているため、すべてを正しく把握できている者は極少数である。現在、前述の株式会社経済変動総研では勉強会等を開催している。

一目均衡表は海外では、"Ichimoku"の通称で海外のトレーダーたちに広く知られている。例えば、「メタトレーダー4」(Meta Trader 4)などのチャート分析ソフトでは、"Ichimoku"は最初から標準装備されているが、そのデフォルトの設定ではその数値の算出に一日のズレが生ずるなど、細部はあまり深くは理解されていないとされる。

時間論(変化日)

これらの数値を相場の天井や底、或いは上昇・下降相場の途中の高値・安値を起点として数える。 また、一定の値段を相場水準と仮定して、その値段を初めてつけた日からの基本数値での現れ方を見る時にも使う。 その場合、起点の日から数えて基本数値の日において同じ値段あるいは高値、安値をつけやすい。 基本数値を導き出す明確な法則はなく数も多いため、同じチャートにおいても複数の解釈ができ、時間論の難しさ、複雑さの要因となっている。

  • I波動 上げ一本の相場。
  • V波動 上げて・下げる相場。
  • N波動 上げて・下げて・上げる相場。
  • P波動 時間の経過と共に高値は切り下がり、安値は切り上がる相場。いずれどちらかに離れる。
  • Y波動 時間の経過と共に高値は切り上がり、安値は切り下がる相場。いずれどちらかに離れる。
  • S波動 下げた相場が以前の高値の水準にて反発、上昇をする相場。

値幅観測論(計算値)

  • E計算値 安値Aから高値Bまでの上昇幅を高値Bに加えるもの。=B+(B-A)
  • V計算値 高値Bから安値Cまでの下落幅を高値Bに加えるもの。=B+(B-C)
  • N計算値 安値Aから高値Bまでの上昇幅を安値Cに加えるもの。=C+(B-A)
  • NT計算値 安値Aから安値Cまでの上げ幅を安値Cに加えるもの。=C+(C-A)
  • 4E計算値(四層倍・四倍値) 安値Aから高値Bまでの上昇幅の3倍を高値Bに加えるもの。=B+3×(B-A)
  • P波動の計算値 上値を切り下げ、下値を切り上げる、その双方の値幅が同値となるもの。
  • Y波動の計算値 上値を切り上げ、下値を切り下げる、その双方の値幅が同値となるもの。

売買シグナル

また、そのシグナルを信じてエントリーしても、その後、ダマシが起きることもあるので、そのダマシを防ぐ目的で、他のテクニカル分析(MACD、RSI,ストキャスティクス、ボリンジャーバンド、移動平均乖離率、フィボナッチ比率、DMI、など)も同時に併用することも有効な方法である。

ローソク足が雲(クモ)より上にある時は、その雲(クモ)は「下値支持線」、ローソク足が雲(クモ)より下にある時は、その雲(クモ)は「上値抵抗線」と呼ぶ。 また、その雲の厚み抵抗力の強弱を示すとされる。

解説: 先行スパン1と先行スパン2に囲まれたゾーンは雲(クモ)と呼ばれ、通常、その部分は色(網目)で塗りつぶされている。この雲(クモ)こそ、「パッと一目で雲(クモ)の状況がわかる」という一目均衡表の特徴でもあり、この表を見ることによって、雲(クモ)ローソク足との位置関係も簡単に把握することができる。また、「下値支持線」、「上値抵抗線」は、その時々の市場参加者たちの購入価格帯を表し、今、相場が上昇トレンドに向かっているのか、下降トレンドに向かっているのかという「トレンドの方向性」をビジュアルに確認できる。

雲(クモ)の厚さ抵抗力の大きさを示している。例えば、相場の動きがそれほど激しくなく、静かな状態が続く時に描かれる雲(クモ)は厚みはあまりなく、とても薄い。これは抵抗力が弱いことを意味する。一方、相場の動きが激しく、波乱のある状態の時に描かれる雲(クモ)は厚みがとても大きい。これは、抵抗力が強いことを意味する。しかし、その雲(クモ)が厚くても出来高が少なかったり、薄くても出来高が多いこともあるため、実際は、価格帯の広い狭いのみを表していることを理解した上での判断が必要となる。

また、雲(クモ)が厚い時、その厚い雲(クモ)を株価・ローソク足が上から下に突破した時、あるいは、下から上に突破した時は、それは大きなトレンドの転換を意味すると言われている。

また、2本の先行スパンが交差する日、つまり、雲(クモ)のねじれが起きた日は、抵抗帯の極小を表すものではなく、価格帯が狭まっている傾向である、など、様々な意見があるが、まだはっきりした意味、定義は決まっていない。

解説: 転換線と基準線だけで単純に買いシグナル、売りシグナルとみなすと、ダマシにあうことが多い。 そこで、さらに安全の為に、遅行スパンローソク足(日々線)を比較することは、26日前の市場参加者の売買の動き(遅行線)とそのローソク足(日々線)時点での損益を確認することとなる。 26日間保持した層が、「保持を続行しようとしているのか」「利益確定または、損切りをしようとしているのか」を判断する材料として利用できる。価格差だけでの判断となるため、例えば、26日前の出来高が薄い場合に、いわゆるダマシとなることが多くなる。

「転換線>基準線」, 「ローソク足>雲(クモ)」, 「遅行スパン>ローソク足 」の3つの条件が揃うことを三役好転といい、「強い買いシグナル」とされる。

また、反対に、「転換線<基準線」, 「ローソク足<雲(クモ)」, 「遅行スパン<ローソク足 」の3つの条件が揃うことを三役逆転といい、「強い売りシグナル」とされる。

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