ロウソク足に慣れてきたら平均足にチャレンジ
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.ローソク足とは 、東京商品取引所、大阪堂島商品取引所、 S&P Global、S&P Dow ローソク足とは Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんなの株式』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。掲載しているFX会社の評価やランキングは、各FX会社の公式サイトの掲載情報や、実際の取引画面の調査、個人投資家へのアンケートに基づいています。ただし、必ずしもサービスの内容、正確性、信頼性等を保証するものではございません。また、ランキングの評価項目は各カテゴリの比較ページに掲載しています。 総合ランキングについてはスプレッド比較、スワップ比較、PCツール比較、スマホアプリ比較、取引ルール比較、ニュース・コラム比較の評価をもとにランキングを作成しています。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんなの株式』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。
掲載情報について 当サイトに掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。また、掲載されている評価やランキングは、各FX会社の公式サイトの掲載情報や、実際の取引画面の調査、個人投資家へのアンケートに基づいています。ただし、必ずしもサービスの内容、正確性、信頼性等を保証するものではございません。 口コミの内容はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 最新情報は各FX会社の公式サイトにてご確認ください。 『みんかぶ(FX/為替)』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。 キャンペーン・特典は各広告主において実施されるものであり、広告主による募集要綱等を十分にご確認ください。 ランキング根拠について 各ランキングページに評価項目を掲載しています。 総合ランキングについてはスプレッド比較、スワップ比較、PCツール比較、スマホアプリ比較、取引ルール比較、ニュース・コラム比較の評価をもとにランキングを作成しています。
FXのローソク足を学ぼう!初心者向けに見方や分析方法を徹底解説
FX分析方法
こんな方にオススメの記事です!
ローソク足について理解すると 、チャートを見る際に 為替の「リアルタイムでの値動き」「過去の値動き」の把握が、一目で可能 になります。
本記事では、FXのチャート分析では欠かせない ローソク足の基礎知識 や 分析方法 を紹介します!
ローソク足の基礎知識
ローソク足の生成過程
上図のように、ローソク足は 4本値(始値・高値・安値・終値 )で形成されます。
陽線(ようせん) | 始値より終値が高いローソク足 |
陰線(いんせん) | 始値より終値が低いローソク足 |
始値(はじめね) | 単位期間の最初の価格 |
高値(たかね) | 単位期間中に最も高かった価格 |
安値(やすね) | 単位期間中に最も安かった価格 |
終値(おわりね) | 単位期間中の最後に確定した価格 |
実体(じったい) | 始値と終値を囲む四角の部分 |
ヒゲ | 実体と高値もしくは安値を結ぶ線 |
時間足について
1分足 | ローソク足1本で1分間の値動きを示し、MT4では「M1」と表記される |
5分足 | ローソク足1本で5分間の値動きを示し、MT4では「M5」と表記される |
15分足 | ローソク足1本で15分間の値動きを示し、MT4では「M15」と表記される |
30分足 | ローソク足1本で30分間の値動きを示し、MT4では「M30」と表記される |
1時間足 | ローソク足1本で1時間の値動きを示し、MT4では「H1」と表記される |
4時間足 | ローソク足1本で4時間の値動きを示し、MT4では「H4」と表記される |
日足 | ローソク足1本で1日の値動きを示し、MT4では「D1」と表記される |
週足 | ローソク足1本で1週間の値動きを示し、MT4では「W1」と表記される |
月足 | ローソク足1本で1か月の値動きを示し、MT4では「MN」と表記される |
ローソク足を観察するときの3つのポイント
ローソク足を観察するとき注目しておきたいポイントは以下の3つです。
1.陽線と陰線の数
上図のように 上昇トレンドは、陽線の数が陰線の数より多く 、 下降トレンドは、陰線の数の方が陽線の数より多く なっています。
FXでは、 上昇トレンドの場合は買い(ロング) 、 下降トレンドの場合は売り(ショート) が基本です。
- 陽線が多い相場=上昇トレンド= ロングエントリー
- 陰線が多い相場=下降トレンド= ショートエントリー
2.ローソク足とは 実体の大きさ
上図の白矢印が指しているローソク足のように、目立って長い足が出現することがあります。目立って実体の長いローソク足は、 トリガー と呼ばれています。
トリガーが出現した場合は、できるかぎり速やかに、陽線のトリガーなら買い 、 陰線のトリガーなら売りのポジションを持つように心がけましょう。
また、 トリガーはトレンドの途中よりも、レンジ(一定の値幅間で相場が上下してる状態)直後に発生したものの方が、より強く効果を発揮 します。
3.ヒゲの長さ
また、 上下問わずヒゲの長さは長ければ長いほど、抵抗勢力(上ヒゲなら売りの勢力、下ヒゲなら買いの勢力)が強大であったことを示します。
他の要素も併せて考える必要がありますが、 長い上ヒゲや長い下ヒゲが出た場合は、トレンドの転換を狙ってエ ントリーするという戦略が立てられます。
FXのローソク足に出るヒゲの意味とチャートの見方【証券アナリスト監修】
学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行に入行し、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。
- ✔ FXを始めてみたい!
- ✔ 「ローソク足」について知りたい!
- ✔ チャートから情報を読み取れるようになりたい!
FXで利益を上げるために、 ローソク足を覚えることは必須です。 ローソク足を知らなければ、他のテクニカル指標を使っても、相場分析は難しいでしょう。
選ばれているFX会社「DMM FX」
DMM FX
スプレッド ※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
10000通貨 | 21 |
相場を知るうえで基本となるローソク足
ローソク足は「高値」「安値」「始値」「終値」の動きを把握できます。始値よりも終値が高い(上昇)しているローソク足は 「陽線」 、始値よりも終値が安い(下落)しているローソク足は 「陰線」 とも言います。
分足や日足など多くの時間軸で確認できる
ローソク足の便利なところは、ひと目で相場状況がわかるだけでなく、 さまざまな時間軸の動きを観察できること です。「1分足」「5分足」「10分足」「15分足」「30分足」「60分足」「日足」「週足」などがあり、日足であれば1つのローソク足で1日の相場の動きを表します。
ローソク足の見方で、必ず行って頂きたいことは、「長い時間足から見ること」です。必ず大きなトレンドを見定めた上で、どちらにいきやすいか判断しましょう。常に短い時間足(1分足や5足分足)を見てしまうと「木を見て森を見ず」です。
全体の方向性はどちらに向かっているのか、日足から8時間足、4時間足、1時間足、15分足のようにどんどん短くしていき、エントリーポイントを見つけるようにしましょう。
長い時間足の動きと短い時間足の動きが合致すると、冷静にエントリーできるようになります。
【注目】多くのトレーダーに選ばれている人気&実力お墨付きのFX会社
FXで今より稼ぎたいと思っているけど 「なかなか思うような成果が出ない」 と悩んでいませんか…?
ローソク足のヒゲで相場動向の足がかりを掴む
ローソク足や、そのヒゲを見れば相場転換のきっかけを掴むことができます。他のテクニカル指標と一緒に分析することで、精度の高い相場予測が可能です。
ヒゲが長いローソク足
ローソク足の特徴 ●陽線で上ヒゲが長い:高値と終値に差があり、上昇の力が弱い ●陽線で下ヒゲが長い:安値と始値に差があり、上昇の力が強い ●陰線で上ヒゲが長い:高値と始値に差があり、下降の力が強い ●陰線で下ヒゲが長い:安値と終値に差があり、下降の力が弱い
ヒゲがないローソク足
ローソク足の特徴 ●陽線で上ヒゲがない:高値と終値に差がなく、上昇の力が強い ●陽線で下ヒゲがない:安値と始値に差がなく、上昇の力が強い ●陰線で上ヒゲがない:高値と始値に差がなく、下降の力が強い ●陰線で下ヒゲがない:安値と終値に差がなく、下降の力が強い
十字架のローソク足
そのため、 十字架のローソク足 が出現したら相場転換の可能性があります。
ローソク足はチャート分析で移動平均線と同じくらい重要です。ローソク足の形の意味は、覚えておきましょう。ローソク足は陰線、陽線、はらみ線など、名前がついていますが、重要なのはローソク足のフォーメーションです。
1つのローソク足でエントリーの判断はもちろんできません。 上髭が出たから売りエントリーとしても、簡単に勝てるものではありません。フォーメーションを覚えることで勝率が上昇します。
二番底やヘッド&ショルダー等色々決まった形がありますのでそれを一緒に勉強しましょう。なぜそのフォーメーションが相場で形成されやすいか、理解するように努めてください。
初心者はチャートが見やすいFX会社を選ぼう
FXトレードで重要になるのが分析ですが、初心者のうちは、チャートやローソク足が見やすいFX会社を利用するのが良いでしょう。
- ✔ 利用者が多く、評判の良い所を選ぶ
- ✔ チャートが見やすく使いやすいFX会社を選ぶ
- ✔ 取引コストを安く済ませられる所を選ぶ
利用者が多くツールが見やすい「DMM FX」
DMM FXのチャートは上記のようになっています。デザインがきれいで非常にみやすいため、初心者の方でもトレードしやすいでしょう。 チャート画面も1~6画面と自在に表示できます。 数値もわかりやすく分析の手助けをしてくれること間違いなしです。
取引コストも業界トップクラスの安さ
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
---|---|---|---|
DMM FX ※原則固定(例外あり) | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.7銭 |
会社 | ローソク足とはポンド/円 | NZドル/円 | ユーロ/ポンド | ローソク足とは
---|---|---|---|
DMM FX ローソク足とは ※原則固定(例外あり) | 1.0銭 | 1.2銭 | 1.0pips |
DMM FX
スプレッド ※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
10000通貨 | 21 |
取引アプリに定評がある「外貨ex byGMO」
外貨ex byGMOは使いやすさに定評があるFX会社です。そのわけは、 スマホアプリ「Cymo」などの取引ツールの操作性が良いことや、 取引コストがあまりかからないということが挙げられます。
コストを気にする方におすすめな「外貨ex byGMO」
外貨ex byGMOがおすすめな理由は、一回の取引にかかるスプレッドが低いためです。 1日に数回トレードする人はコストを抑えられます。 例えば、米ドル円については0.2銭、ユーロ円であれば0.5銭で原則固定となっています。
ローソク足の分析方法!ローソク足1本で次の相場展開が予測できる?
テクニカル分析
「FX教習所」のお時間がやってまいりました。
7時限目の今回はFXトレードに不可欠の 「ローソク足の分析方法」 をテーマにお送りします!
- 今後価格が上がる・下がる・横ばい、どの方向にいきやすいか
- チャートの反発ポイント
- 値動きの勢い
ローソク足の見方!各部分は何を表している?
具体的には、ローソク足1本分から以下の 4つの基本情報 を読み取ることができるんです(・∀・)
- 始値:(ある一定期間の) 始まりの価格 ローソク足とは
- 終値:(ある一定期間の) 終わりの価格
- 高値:(ある一定期間の) 1番高い価格
- 安値:(ある一定期間の) 1番低い価格
各部分には名前がついており、上下に伸びている細い部分(始値or終値と高値or安値の間)を ヒゲ と呼び、四角形になっているところ(始値と終値の間)を 実体 と呼びます。
終値が始値よりも高かった場合は 陽線 、終値が始値より低かった場合を 陰線 と呼んでいます!
期間設定によって、様々なローソク足の見方ができる!
期間は 「時間」 + 「足」 で表されていて、「1分足」であれば、1分間の始値・終値・高値・安値を表しているというイメージです(・∀・)
・日足で 陽線 が数本続くと、1時間足ではジグザグと右肩上がりの 上昇トレンド を形成したり
・日足で 陰線 が数本続くと、1時間足ではじわじわと右肩下がりの 下降トレンド を形成したり
仮想通貨チャートの見方を徹底解説 | 覚えておきたい2種類の分析方法も丸わかり!
ローソク足とは
ヒゲのない大陰線があることがお分かりいただけます。
大陽線の中でヒゲがないものを「陽の丸坊主」、大陰線の中でヒゲがないものを「陰の丸坊主」といいます。
この形状のローソク足が現れたときは、基本的にトレンドが今後も継続することを意味しますが、底値圏や高値圏で現れたときは基調転換のシグナルになる場合もあります。
下影 (したかげ) 陽線・下影陰線・トンボ
ヒゲがないローソク足をチェックした後は、匕ゲが長く伸びているローソク足に注目しましょう。ここでは、「下ヒゲ」が長く伸びているものについて解説します。
下ヒゲが長く伸びているローソク足は、次の3種類があります。
1.下影陽線 (陽線+下ヒゲ)
「陽線+下ヒゲ」は、下影陽線と呼ばれます。
これは強い価格上昇を意味しています。というのも価格が一度下がった後に上昇し、それが始値を超えるまでの勢いだったからです。
この下影陽線が出たときは、「買いのサイン」です。
2.下影陰線 (陰線+下ヒゲ)
「陰線+下ヒゲ」は、下影陰線といいます。
これは価格上昇の弱さを表しています。なぜなら、価格が一度下がった後に上昇しているものの、それが始値まで届かない状態で終わったからです。
そのため1の下影陽線に比べると、価格上昇の強さはありません。
下落基調のときに現れた場合は始値までは届かないものの、反発した=買いのサインとなりますが、逆に上昇基調のときに現れた場合は買いの力が弱まった=売りのサインとなります。
3.トンボ (実体部がない+下ヒゲ)
「下ヒゲが伸びているが実体部がほとんどないもの」をトンボと呼びます。これは、十字線のひとつです。
売りが進んで価格が下落したものの、始値まで価格を戻していますので、基本的には売りの勢力と買いの勢力が拮抗しているという解釈をします。
底値圏で現れたときは反発が強い=買いのサインとなりますが、高値圏で現れたときは売りの勢力が強まった=売りのサインとなります。
上影 (うわかげ) 陽線・上影陰線・トウバ
続いて、上ヒゲの長いローソク足をチェックしましょう。上ヒゲの長いローソク足は、次の3種類の形状があります。
1.上影陽線 (陽線+上ヒゲ)
陽線の中で、上ヒゲが長いものを「上影陽線」と呼びます。
これは、上昇する力が弱いことを示しています。なぜなら、始値より高い状態で終えていますが、価格が上昇したものの売りが進んで価格を戻しているからです。
上昇基調とのきに現れたら、売りのサインとなります。一方で下落基調のときに現れた場合は売り戻しが強いが、始値より高い状態で終わった=底打ちと解釈します。
2.上影陰線 (陰線+上ヒゲ)
陰線から上ヒゲが長く伸びているものを「上影陰線」といいます。
これは、下落する力が強いことを意味しています。というのも、価格が上昇したものの売られてしまい始値よりも価格が下がった状態で終わったからです。ですから、1の上影陽線よりも下落する力が強いと言えます。
これは「売り」のサインとなります。
3.トウバ (実体部がない+上ヒゲ)
上ヒゲが伸びているが実体部がほとんどないものを「トウバ」といいます。十字線のひとつで、トンボとは上下逆の形状です。
基本的には、買いの勢力が強いが、売りも同じくらい盛り返して来ている=拮抗状態と解釈します。
高値圏にトウバが現れると売り勢力が強まった=下落への転換点と解釈します。価格が安い状態でトウバが現れると、買いへの転換点となります。
仮想通貨チャートの見方 〜 移動平均線 〜
移動平均線とは
移動平均線とは、「一定期間の終値」の平均値を線でつないだものです。
例えば「5日移動平均線」の場合は、今日~5日前の終値の平均値と、昨日~6日前の終値の平均値、一昨日~7日前の終値の平均値・・・というように期間をずらしながら算出した5日間の終値の平均値を線で結んでいます。
基本的な見方
移動平均線を見るときは、次の2点に着目するとよいでしょう。
このチャートでは、移動平均線が上向きでローソク足と重なっていないので上昇トレンドだと判断できます。
ちなみに、移動平均線からローソク足がどんどん離れていっている状態ですと、トレンドの勢いが強い状態です。逆にローソク足と線がだんだん近づいてきているなら、トレンドが 弱くなってきていることを示しています。
短期の移動平均線のメリット・デメリット
短期の移動平均線はすぐにトレンドが反映される一方、一度に大量の取引があったときの影響が大きく出てしまいますので、トレンドが正確ではなくなります。
長期の移動平均線のメリット・デメリット
長期の移動平均線は平均値を算出する期間が長いので、短期の大量取引の影響は受けにくいです。しかしトレンドが変わるときにおいても、すぐに線に反映されません。
このようなデメリットを相殺するため、平均値を算出する期間が短いもの、中くらいのもの、長いものを組み合わせて使うことが多いです。
価格上昇トレンドへの転換点「ゴールデンクロス」
「ゴールデンクロス」とは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上へ突き抜けたポイントを指します。
短期の値動きが長期的な値動きを上回っていることを意味します。つまり「価格上昇に転換したサイン」となります。
価格下落トレンドへの転換点「デッドクロス」
短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下へ突き抜けたポイントを「デッドクロス」といいます。ゴールデンクロスと逆のパターンです。
長期的な値動きに対して、短期的な値動きが急激に下落していることを示しているので、「強い売りサイン」となります。
仮想通貨チャートの見方 〜 チャートを見た実際の分析 〜
ローソク足分析
ローソク足でトレンドを推し量るときは、次の2つの特徴をもつローソク足に注目しましょう。
というのも胴体が短くてヒゲも短いローソク足は、方向性を持たないからです。例えば、直近のローソク足チャートが胴体もヒゲも短い場合は、トレンドがどっちつかずの状態ですのでしばらく静観すべきでしょう。
胴体が大きいくてヒゲが長いローソク足②③と、ヒゲの長いローソク足①④をそれぞれ見ていきましょう。
①下ヒゲが長い陽線:下影陽線
下ヒゲが長い陽線は、上昇する力が強いことを示しています。いったん価格は下がったものの、始値を超えるほど勢いよく上昇したからです。
②上ヒゲが長い大陽線:上影陽線
上影陽線は相場が上がる力が弱いこと、つまり価格の下落を示唆しています。いったん価格は上昇したものの落ちて、始値よりは高い状態で終えた状態です。
③上ヒゲが長い大陰線:上影陰線
上影陰線は、②よりもさらに相場が上がる力が弱いことを示しています。言い換えると、価格が下落する力が強いです。いったん価格は上昇したものの落ちて、始値を下回って終えた状態です。
④下ヒゲが長い陰線:下影陰線
下影陰線は、いったん下落したあと買い戻しがあったものの、終値が始値まで届かなかった状態です。つまり、反発が弱く、価格の下降を意味します。
ヒゲがない大陽線または大陰線
図のチャートにはありませんが、ヒゲがないローソク足で胴体が長いもの (陽の丸坊主、陰の丸坊主) はトレンドの勢いが強いことを示しています。陽の丸坊主であれば上昇トレンド、陰の丸坊主であれば下降トレンドと言えるでしょう。
単純移動平均線 (SMA)
さまざまな種類がある移動平均線のうち、最もシンプルなのが「単純移動平均線」です。集計期間の終値の平均値を線で結んだものです。
短期・中期・長期の3本の単純移動平均を表示させ、上昇トレンドなのか下降トレンドなのか判断します。
移動平均線で着目すべきは、次の3つです。
移動平均線の交差するところ (ゴールドクロス・デッドクロス)
短期の移動平均線が長期のものを「上から下に」突き抜けています。そのため、この交点はデッドクロスとなっており、下降相場となっています。
線の方向性
長期は横ばい、中期と短期は下方向へ向いています。ですから、下降相場と言えるでしょう。
ローソク足と離れているか
短期の線がローソク足に絡んでいます。現在の価格は方向性がないといえます。
指数平滑移動平均線 (EMA)
指数平滑移動平均線は、直近の数値を重視した計算方法で算出される移動平均線です。直近の数値に敏感に反応するため、単純移動平均線よりも相場変動に対する反応が早いことが特徴です。
仮想通貨チャートの見方 〜 チャートの出来高 〜
同じローソク足でも出来高で意味が違う
出来高は、ローソク足の時間単位の取引が成立した数量を表します。つまり、出来高が多いことは「取引が活発=トレーダーが多い」ことであり、出来高が少ないことは、「取引が不活発=トレーダーが少ない」ことを意味します。
上昇トレンドの転換時の出来高
低迷していた仮想通貨の出来高が増えてきたときは、価格上昇に転じる可能性が高いといえます。というのもニュースなど何かのきっかけで銘柄の注目度が上がることで、トレーダーが増えたと解釈できるからです。
下落トレンドの転換時の出来高
上昇基調にあった銘柄の出来高が減ってきたときは、銘柄の注目度が下がってしまい、トレードする人が少なくなってしまったことを意味します。つまり、価格は下落する可能性が高いです。
仮想通貨のチャートを見るときは、まず「ローソク足」と「移動平均線」の見方を覚えておくと、ある程度相場の動向をつかめます。
ローソク足は胴体が長いものまたはヒゲが長いものに注目しましょう。移動平均線は交点と方向性、ローソク足との距離の3つに注意しましょう。
コメント