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フィボナッチ比率を作るものは何ですか

フィボナッチ比率を作るものは何ですか
ご覧いただいている図版はロバート・ブリングハーストの『The Elements of Typographic Style』という本からのものです。これはページの縦横比をいかにデザインするかという図版で、それぞれ本の見開きの状態を示しています。いちばん上は縦長の本でページの縦横比が1 : 2。いちばん下は正方形の本で比率は1 : 1。そしてその間に様々な縦横比のバリエーションがある。で、これらのページの比率がすべて、音楽における音程の周波数比になっているんです。

フィボナッチ比率を作るものは何ですか

#FREEUSHIKU と Save Immigrants Osaka 合同でTwitterスペースを開催。石橋みちひろ参議院議員をゲストにお招きし、5月10日 に野党5 党が共同提出した「入管法改正案」と「難民等保護法案」についてお話をお聞きしました。

以下はそのスペースの書き起こしです。 (2022年6月12日開催。 当日は「 # 入管法案のこと石橋みちひろ議員に聞いてみよう」というハッシュタグが使われました )

入管収容問題をはじめとする様々な問題に取り組む市民有志 被収容者の方との収容所での面会、無期限収容廃止をもとめる署名、街頭アピール、収容所前呼びかけ、被 収容者への差し入れ、国会議員へのロビイングなどを行なっています。

Save Immigrants Osaka

石橋:参議院議員の石橋みちひろです。

#FREEUSHIKU(以下、FU)、Save Immigrants Osaka(以下、SIO) メンバー: ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。

FU フィボナッチ比率を作るものは何ですか 長島:難民懇での石橋議員の入管庁とのやり取りは、厳しい中にも関係を作るのがお上手で、このような議員がいらしたのかという率直な感想をもちました。失礼ながらまだあまり知られていないところがあるかと思います。今日はよろしくお願いします。

去年政府与党が出した入管法改正案(改悪案)を市民と野党国会議員の力で追い込むことができました。 その時に野党5党が共同で提出した入管法改正案と難民等保護法案がありまして、今年の 5月にもそれが提出されています。 今日はその法案がどんなものなのか、その法案がもし通った時にどんな未来図が描けるか、そういった話を していきたいと思います。

石橋:一言で言うと、まっとうな国際基準スタンダードを実現するための法案です。 フィボナッチ比率を作るものは何ですか 裏返せば、現行の難民認定制度・入管収容制度は完全に国際スタンダードからみると人権侵害、国際法違反と批判されるようなものです。こういう状況をとにかく1日も早くなんとかしたい、まずは国際スタンダードにしていきたい、それを実現するための法案だ、というのがざっくりとした前提になります。

FU 長島:そもそも入管法という法律自体が1951年にできた古い法律なんですよね。 で、いろいろなところで歪みというかおかしなところがたくさんある。 昨年廃案になった改悪法については国会議員の中でも共有されていましたか?

石橋:この改悪案が提出される以前から政府と難民懇の議論を踏まえて心配していました。 政府案が提出される前から相当危険な案になる懸念が強いと言うことで、各政党会派にも共有させていただいて警鐘を鳴らしていたら、こんなもの出してきたのかと思うような代物だったので、すぐに委員の皆さんにもこの問題意識を共有いただきました。 その後は支援団体や関係団体の皆さんに声を上げていただき、多くの国会議員にも政府案の問題の深刻さが 共有されたと考えています。

FU 長島:政府案の一番問題だと思われる点はどこでしたか?

石橋:そもそも政府案がどういう背景で出てきたのかというと、大村の収容所で収容者が餓死する事件が起きたこ とです。 これは、収容施設内のひどい待遇や人権侵害により収容所の皆さんがストライキなど抗議をされていた中 で、残念ながら餓死をされた方がいたことが発覚して、その後入管庁が検討部会を立ち上げて議論を始めたんですけれども、彼らの発想は結局「どうやってこの収容施設にいる人たちを追い返すのか」というものでした。

去年出てきた政府案入管法の問題は、「送還停止効の例外措置」が 1 番大きかったと思います。 実は、退去強制令書が出た多くの方々というのは自主的にお帰りになっています。 帰れない方というのは、帰れば命の問題に関わるような人たち。 しかし日本の難民認定制度ではそういった方々の在留が認められず、難民が認められない。 そういう中で、帰れない方々は帰るわけにいかないから帰れない。

現行法では難民申請中は送還されないという制度になっているわけですが、送還停止の例外措置を設けてしまうと、帰ったら本当に命が危ない方々まで送り帰されてしまう。 これは非常に深刻な問題で、国連が定めている規定にも違反する(*ノン・ルフールマン原則:生命や自由が 脅かされかねない人々を送還することを禁止する国際法上の原則)深刻な人権侵害問題です。 これは絶対に認めさせてはいけないということで問題提起をさせていただいた、というのが1番大きかったと思います。

FU 春日:与党政府案と野党案の姿勢の違いがよく分かりました。 大村で収容者の方が亡くなられたことが入管法改正案のきっかけなのに、政府側は「帰れと言っているのに 帰らなかった人が悪い」という被害者非難の考え方ですね 石橋議員のお話を伺って、野党案は「これ以上同じような事件を繰り返さないためにはどうすればいいの か」という考えで作っていたのだと言うことがよくわかりました。

FU 長島:与党改正案と野党案と比べてどの点が違うか、さらに詳しく聞かせてください

石橋:はい、膨大な法案なので何点か重要なポイントに絞って説明させていただきます。

まず、政府の難民認定難民保護の姿勢というのは、戦後間もない時代からの「入れない / 追い返す」という思想です。 現行の出入国管理制度の中に難民認定制度も含めてしまっていて、基本的には出入国「管理」なんですね。「管理行政」なんです。その管理行政の基本が「入れない」「帰ってもらう」という姿勢を一貫して貫いているがために、本来であれば国際的な基準で適切に保護すべき方々を保護せずに、日本独自の非常に狭い解釈で運用してきた。 その結果、本来なら当然保護すべき方々が日本の独自基準のもとで認定が降りない その根本を変えないと基本機能は変わらない。

これでは政府が「国際基準でやってます」 「基準を変えてます大丈夫」と言ったって、結局ブラックボックスのままですので私たちは、その基準を国際基準に設定した上で明確化して、入管庁から完全に切り離した第三者 による難民等保護委員会(独立行政委員会)を作ることを提案しています。国際的な基準に沿って運用される各国の迫害の実態をしっかりと理解する専門者有識者による委員会で、効率性 / 中立性 / 客観性のある難民認定の審査をしていくものです。 これが 2 つ目の大きな違いです。

例外的に、執行がどうしても不可避の場合は、明確に条件を付したうえで司法の判断を噛ませる。 現行の日本の制度では司法が全く関与せず、入管庁の人間の裁量で拘束もふくむ人権侵害ができてしまう。 例外的に収容する場合にも、司法の判断を噛ませ、同時に収容にも上限を設けるようにします。

ざっといま 3 点申し上げましたけれど、こういった点が根本的に政府案とはちがいます。 逆に言えば、僕らの言うような制度改革をしないと、これまで本当にひどい状況がつづいてきた難民認定・難民保護、収容制度は変えられないと思っています。 ぜひこれを実現すべく今後頑張っていきたいと思っているところです。

FU 長島:ここまで聞いて入管収容の問題や難民認定の率の低さをあまりご存じないかたはびっくりされてるのではないかと思うのですが、入管が全ての判断をしているということなんですよね。司法が入ってこなくて、第三者的機関もないと。難民認定から収容期間の設定まで、入管庁がすべてを担ってしまっている。これは他に例がないくらいまずいシステムだと思います。

SIO 鈴木:日本の難民認定率は他の国に比べて極端に少ないとなんとなく知っていたけれど、石橋さんのお話を聞い て、政府案の問題点と野党案が求める改善点が理解できました。その野党案の内容を反映させて国際基準にもっていくために市民がどういった行動していけばいいでしょうか?

石橋:今日はたくさんの方にスペースでお聴きいただいています。これを聴いてる方は関心をもっていたり、去年の入管法改正案の際に行動された方が多いと思います。 長年にわたって支援をされている市民の方々はよくご存知の通り、この問題はずっと存在した問題です。 国際的な基準に従って庇護申請者を保護してこれなかった。そして、ここ10 フィボナッチ比率を作るものは何ですか 年で明らかに基準を厳しくして、追い返す方針を徹底するようになった。でも世間にはなかなか知っていただけてなかった。 それで放置されてきたことが、政府がいいようにやる状態を長らえてしまったと思っているんです。

さきほどウィシュマさんの話をさせていただきましたが、ウィシュマさんのケースが一回目ではないんです。 この何年もの間で17人が亡くなっている。中には自ら命を絶った方もおられる。12 年間国会活動をする中で収容問題について取り上げさせていただきましたが、牛久(*東日本入国管理センター)でも残念ながら何人も亡くなられていて、その度に入管を追求してきました。 けれども、残念ながら入管の報告書は中身や対応策のないもので、結局はこういったことが続いてきてしまった。

FU 春日:野党案は、支援をするなかで「なんでこうじゃないんだ」と当事者から言われていたことがひとつひとつクリアできるような案になっていると思います。

石橋:このアムネスティの件は非常に大事なポイントで、法案を議論していたときにいろんな検討をさせていただ いたのですが、法制局といろんな議論をした際に、いわゆるオーバーステイ(在留資格が切れた状態)の人 については、アムネスティ(在留資格の正規化)をしておかないとオーバーステイの罪はずっと残ってしま うと指摘を受けたのです。 どうやってこれをクリアするかと考えたときに、色々な手法がある中で、一旦アムネスティでオーバーステ イの問題を消しておこうということで議論をさせていただいた。 ご指摘いただいた通り、きちんと在留資格を得ていただいて、それで就労が可能になったり、いろんな支援 を受けたりしていただく。これもひとつの大きなポイントであろうかと思います。

FU 春日:2022年版のものは 2021年版よりブラッシュアップされていると伺いました。具体的にはどの部分が変わったのでしょうか?

石橋:昨年、法案を提出した後にウィシュマさんの事件がおこってしまって、その後いくつか支援団体、弁護団の 方々と話をしました。その中でわれわれの法案もブラッシュアップする必要があるのではないかと提案を受けたんですね。一緒に法案を作らせていただいたみなさんからの建設的なご指摘を真摯に受け止め、政府案廃案以降にもう一度議論をし、何点かブラッシュアップをして再提出しました。

FU 春日:前回の野党案に比べ、より取りこぼしがないようになっているということですね。

石橋::はい。これはわれわれの強みなんですが、一貫して支援者や弁護団の話を聞いて、現場の状況を踏まえた問 題提起を検討して盛り込んで、本来保護されるべき人が取りこぼされることがないようにしています。 補完的保護が必要な方々にも積極的に在留を認めていこうとする考えです。

FU 春日:立憲民主の「誰一人取り残さない社会」という理念が反映されているのがとてもよくわかります。

FU 長島:入管法廃案の過程で市民とのつながりが強まったという意識はありますか?

石橋:みなさんの怒りや問題意識の高まりに後押しをいただき、最終的に廃案に追い込みました。 われわれは入口段階から、現行の不条理について市民支援団体の声をお聞きして進めてきていたけれど、昨年の廃案に追い込む中でより連携協力体制が深まったということを実感しました。すごくいいやりとりをさせていただきました。市民の方々にプロセスに参画していただいたことは非常に大きかったと思います。

FU 長島:先程お話しにあった「アムネスティ」は在留資格を失った人に在留資格を復活させることですが、 日本はこれまでアムネスティの取り組みを全然してきていない?

石橋:そうなんです。現行制度はオーバーステイしたものをあたかも罪人であるかのように扱っています。 「罪人は罪人として」というスタンスを続けてきたこと、本来あるべき対応をしてこなかったことは大きな問題です。

FU 長島:難民懇では、入管法改悪案や(名古屋入管で亡くなられた)ウィシュマさんのことなどを国会の外で扱っていました。市民はその中で入管庁の「異常な」頑なさや隠蔽体質を見てきました。

FU 髙木:難民懇にきた入管庁職員には、まるで「ロボット」のような印象をもちました。

石橋:この フィボナッチ比率を作るものは何ですか 12 年間、さまざまな深刻な問題について各省庁とやりとりして、こういった経験は積んできてるんですね。かれらはやっぱりこれまでやってきたことを守りたい、正しいと信じ込んでいて、組織を守り抜くという姿勢がある。

SIO PAN:政府案と野党案は明らかに違い、野党案は人権基準で新しいビジョンを示しているんですね。 就労についてはどのように考えていらっしゃいますか?

石橋:原則収容せず、在留資格を得ていただくので、就労はできる設計になっています。 司法をかませて、やむを得ない判断とされたときにだけ収容する形になります。 判断を待つ間も就労可能に拡大する考えで案を出しています。 正式な難民認定が出る前も就労可能にする案なので、そこも政府案との大きな違いかなと思います。

FU 長島:選挙のあとに政府による入管法改正案が出てくることはほぼ確定だと言われていますね。野党案についてお聞きします。率直にいって、現在の国会の比率(野党の数)では通らないですが、それでもこれを提出することの意味について伺いたいです。

石橋:現実的に、数の力だけでいえば審議入りすら難しい状態です。 しかしこれによって、「本来あるべき姿」について考えてもらうことができます。 これが知られていない状態だと現行制度を元にパッチワーク的な議論をするしかありません。 そもそもの前提がまちがっているので、ぼくらは国際的な真っ当な制度を提示することで、こういうやり方 が当たり前だというのをわかってもらい、議論していただく、そのひとつのきっかけになると考えています。 野党案を題材に議論していただき、問題を共有していただきたいです。 今後もしも政府からとんでもない案が出てきたときに、客観的に判断するための材料としてつかってもらえる、そしてこの野党案が政府へのプレッシャーになる、そういう意義があると考えてます。

FU 春日:「野党は批判ばかりで対案を出さない」 などと揶揄されることがありますが、この野党案のように「実際に(対案を)出してるよ」と言えるのは強いですね。

FU 長島:未来図があると伝えていけるのは大事ですね そこが市民と議員で一致しているのはとてもいいなと思います。

FU 春日: 現在野党からは移民政策に関連した法案が三つ出ていますが、どれも欠かすことのできない内容だと思います。衆院で提出された「多文化共生社会基本法案」、参院に提出された「難民等保護法案」と「入管法改正案」です。衆院で提出された多文化共生社会基本法案についてはどのようにお考えですか?

石橋:この「多文化共生基本法」ですが. じつはこれも僕が関わって作っています。 これまで党の中で責任者を務めてきた「多文化共生を考えるプロジェクトチーム」の座長をしてきたんです が、そこでずっと議論してきたんですね。

提出した法案の三つの柱は「セット」だと考えています。 今日は難民についての話ですが、難民の問題だけでなく外国人の方々への基本的な姿勢に問題があって、そ れは技能実習制度の問題であったりもして、重大な人権侵害として勧告を受けたりしている。 外国人の皆さんの人権を尊重していくために、三本の柱で議論してきたんです。

今回、多文化共生社会基本法案を提出させていただきましたが、すでに日本には多くの外国人労働者生活者 の方々がおられます。 しかし、これまできちんとした権利の保護や、生活の確保、子供たちの教育の保護などの「国としての対応」がとられて来ませんでした。 これをやらないと、日本での人権侵害はなくならないし国際的な批判も受け続けます。 あるべき日本社会の姿を追及することもできません。

なので、まず僕らは多文化共生社会を最初に検討しました。 そしてこれを基盤に外国人の方々の就労制度・雇用制度のあり方を考え直すと、技能実習制度はやはり立ち行きません。 根本的な欠陥があるのでこれを廃止して、外国人労働者の方々に関しては労働者としての権利が守られる状 態で安心して就労していただこうということで、外国人労働者の「雇用就労法案」というのも今準備しています。ちゃんとした雇用就労制度を設けて労働者としてきていただけるようになれば、経済目的での難民申請を大きく減らすこともできます。

そういった点を踏まえて、僕らは外国人労働者の雇用制度を合わせて3つの法案を出しています。3 点セットで進めていくことで、恥ずかしくない難民認定制度を進めていくと同時に、安心して外国の方々に来ていただき日本の社会や経済を担っていただける体制を作っていけると思っています。 現在はこの三本セットを実現するために取り組みをさせていただいているところです。

FU 春日:よく分かりました。「三本柱で」というお話をお聞きできてよかったです。

石橋:特定技能を作った時の入管法の議論の時(2018年)に、これはなし崩しにやるのではなく多文化共生社会を実現する制度の方を先行してやるべきだと国会本 会議で強く訴えていました。 もっと以前の技能実習制度の政府案のときにも、「制度の適正化を図らないままに実習生の数だけどんどん 増やすと、人権侵害の拡大が懸念される」と論陣を張らせていただきました。 ずっと抜本的な改革を求めてきましたが、政府がやらないのならば、僕らがそれに先んじて提案させていた だこうと考えて準備をさせていただいたという経緯があります。

FU 髙木:今後「ウクライナからきた避難民のためには与党案を成立させるべき」というロジックが展開されると予想されますが、それに対してどのように野党案をアピールしていくのがいいでしょうか?

石橋:現在、ウクライナでの戦争で多くの方々が難民として各国に逃れてきています 国際社会と連携して保護することが重要だと考えていますが、政府はこの期に乗じて入管法改悪案を進めようとしています。

これまで日本政府は補完的保護を求める人たち(* 戦争から逃れてきた人たち)を難民とは認めてこなかったんですね。 アフガニスタンしかりシリアしかり、昨年来ミャンマーしかり、「難民条約上の該当性がない」として難民 ではないといってきた。「政府案が成立していればウクライナ避難民も適切に保護できる(できていた)」という主張は、「ためにする議論」ではないかと指摘されています。

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は戦争 / 紛争 / 内乱地域の迫害を受けている人も難民および補完的保護対象者として適切に保護するよう求めています。 野党案では、その人々も明確にその対象となる建て付けとなっています。

女性管理職比率とは?業界ごとの違いや企業の成功事例を女性活躍のプロが解説

安倍政権は、指導的地位の女性を2020年までに30%にすることを目標としていますが、 具体的には指導的地位とは、以下3点のことを指すと幅広く定められています。 フィボナッチ比率を作るものは何ですか
企業の方で目指すべき点としては、課長職以上に就く女性を増やしていくことであると言えます。
女性管理職比率も、課長職以上に就く女性の割合を示されていることがほとんどです。 今回は、企業内での課長職以上に就く女性を女性管理職として、 解説していきたいと思います。

日本の女性管理職比率の現状
厚生労働省の調査によると、平成29年度の企業における課長職以上就く女性管理職比率は、10.9%と発表されています(下図)。
「2020年30%」の目標から考えると、年々少しずつ上昇しているものの、 日本の女性管理職比率は未だ低いのが実情です。 それでは、もう少し詳しく日本の女性管理職登用の現状を見ていきましょう。

日本の女性管理職比率の国際比較
こちらは日本の管理職比率を海外と比較したグラフです(下図)。
他国と比べると日本の女性管理職比率が低いことが読み取れます。 また、欧米諸国だけでなく、アジア各国の女性管理職比率と比べても、 数値が低いことがわかります。

フィボナッチ比率を作るものは何ですか
さらに、日本は世界国際フォーラムが発表する、ジェンダー・ギャップ指数において、世界ランキングが144ヶ国中114位とかなり下位に位置しているという現実もあります。それだけ日本は世界的に見て、女性の活躍が遅れている国であることがわかります。下図のチャートからも、日本は教育や健康においては高い水準にある一方で、経済・政治参画はそれと比較し、かなり低い数値をマークしていることがわかります。教育されている女性たち「指導的地位」に上がれる環境をいかに創って行くのかが重要なポイントになります。
業界によっては女性管理職比率には差がある
日本の女性管理職比率が低いと言われているものの、実は業界によって女性管理職比率にはかなり差があることはご存知でしょうか(下図)。 フィボナッチ比率を作るものは何ですか
例えば、医療・福祉業界の女性管理職比率はかなり高く、反対にガス・水道などのインフラ業界には少ないことがわかります。元々の就業者の男女比の違いが関係しているため、女性就業者の割合を増やしていくことが女性管理職を増やしていくことに繋がっていきます。

女性の管理職登用はなぜ必要? 女性の管理職登用は、単なる目標ではなく企業は取り組む義務があることをご存知でしょうか。 その理由には、2016年に施行された「女性活躍推進法」が関係しています。 「女性活躍推進法」は企業に対して女性が働きやすい環境づくりを求める法律です。 この法律では「女性労働者の採用や昇進などの機会を促進すること」が基本原則です。 これは、301人以上の企業に対しては実施義務、301人以下の企業には努力義務が課せられています。 つまり企業の規模に関わらず、 意識的に「女性に昇進の機会を与える」ことを行わなければならないのです。 女性管理職(リーダーシップ)パイプラインとは女性管理職を増やす時に気をつけたい点 女性管理職を増やそうとする際に、以下のような意見が聞かれます。
このような意見について、どう対処していけば良いのでしょうか。このような意見について、どう対処していけば良いのでしょうか。

女性社員が本当は管理職になりたいと思っていないのではないか?

プレジデント社が女性社員に取ったアンケートでは、「管理職になりたくない」と回答した女性一般社員が82%という結果が出るなど、管理職に就きたくないと考える女性社員が多いという声をよく耳にします。 しかし、これを詳しく見ていくと、
「責任のある仕事を家庭と両立できるか不安」
「負担だけが増えてしまうのではないかと思う」など、 仕事と子育ての両立に不安を感じていることや、管理職の業務にマイナスなイメージを抱いていることが大きく影響していることがわかります。 女性社員が管理職に就きたくないと考えるのは、 管理職に就くことに対する漠然とした不安があるからであるのです。 企業は「きっとこの女性社員も管理職になりたくないはずだ」と決めつけてしまうのではなく、 女性社員が何に不安を感じ、管理職に就くことをためらっているのかについて コミュニケーションを取ることで不安を取り除くことや フィボナッチ比率を作るものは何ですか 管理職に就くことへのネガティブイメージを払拭することで、 優秀な女性社員がよりその能力を発揮できる環境を整えることができます。

男性社員からの納得が得られる登用

女性管理職が増えると、男性社員からは「女性管理職を増やすことばかりに注力して、本当に優秀な人物が登用されているのか」という不満や疑問の声が聞かれるという企業の方の声をよく耳にします。 納得していない社員の声を無視することは社内の雰囲気を悪くしてしまうことにも繋がりかねないので、お勧めできません。 なぜその女性社員が管理職として登用されるのか、 評価の透明性や登用の理由をしっかりと周知することで、「 女性社員がひいきされているのではないか」 という不満を解消することに努めることが必要と言えます。
女性管理職割合が高い成功企業 それでは、実際の企業ではどのようにして女性管理職を増加させているのでしょうか?
それぞれの取り組みをご紹介したいと思います。

サイボウズ株式会社 グループウェアや業務改善サービスを提供するソフトウェア会社、サイボウズ株式会社(以下サイボウズ)では、現在女性管理職が4割を占めています。 サイボウズでは、育児・介護休業制度が最長6年まで取れることなど、 女性が長く働き続けることを社内全体で支援しています。 それだけでなく、選択的人事制度を導入することによって、勤務時間や勤務場所を社員一人ひとりが選択できる制度を整え、全員が自分らしく働き続けられる環境づくりを行なっています。 フィボナッチ比率を作るものは何ですか その結果、現在サイボウズでは離職率が4%以下まで低下するだけでなく、 能力のある女性が働き続けられる環境が整っているため、 女性社員が安心して管理職としても働くことが可能になっていると考えられます。

メンバーズ株式会社 マーケティング支援を行うメンバーズ株式会社(以下メンバーズ)では、女性管理職比率30%を達成しています。 メンバーズでは、女性社員の長期的なキャリア形成を支援するために、「Womembers フィボナッチ比率を作るものは何ですか Program(ウィメンバーズ・プログラム)」を実施しています。
女性向けのキャリア研修の実施や女性社員同士の交流の場を作り、ネットワーク構築の支援などを行っています。 女性がキャリアを形成する上での不安を取り除き、さらに同じ女性社員と意見や現在キャリアについて抱えている悩みをシェアできる場を作ることで、 女性がキャリアアップに対してポジティブになれる取り組みを行っています。
女性管理職を増やすために企業がやるべきこと 企業は女性管理職を増やすためにどのようなことを行えば良いのでしょうか?
サイボウズ・メンバーズの事例の共通点は、大きく2点にまとめられます。

①女性のキャリアに対する不安を取り除く
これまでにもお伝えしてきたように、女性社員は管理職になりたくないのではなく、 管理職になることによってこれまで以上に責任を持たなければならないことによって 自身の子育てやライフとの両立が難しくなってしまうのではないかという不安を抱えています。
出産や子育てなどのライフイベントによって、キャリアが左右されやすい女性にとっては、 長期的なキャリアを描くことが難しいことも、管理職を敬遠してしまう理由になると考えられます。
女性社員のキャリアプランの形成を企業が支援することによって、 不安を取り除き、ライフイベントも踏まえたキャリアアップに前向きになれることが必要と言えます。

②管理職になることに対してポジティブなイメージを持てる環境づくり
先輩社員で女性管理職を勤めている社員の姿を見る、あるいはその社員と実際に話すことができる関係づくりを行うことで、ロールモデルを見つける支援が必要であると考えます。 そうすることで、自分にもできるかもしれない、と管理職に対してポジティブなイメージを持つ女性社員を増えることが期待できます。 この考え方を学ぶ上で、是非参考にしていただきたい本は、
女性の視点で見直す人材育成――だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる です。
著者は、企業・組織における人材開発・組織開発について研究をしている、立教大学経営学部 教授(人材開発・組織開発)中原淳氏です。
この本は、7400人の徹底リサーチ を元に「女性の働く」を徹底的に理論的に論じた本です。「優秀な人材が辞めていく…育たない…」と悩むマネジャー・人事担当者・経営幹部、必携の本であると言えます。


女性管理職が増えることによるメリット 女性管理職が増えることは企業に対して、どのようなメリットをもたらすのでしょうか? それには大きく2点のメリットがあると考えられます。

①意思決定に多様性が生まれる
男性管理職だけでなく、女性社員の視点が入った意思決定を行えることによって、 フィボナッチ比率を作るものは何ですか 意思決定に多様性が生まれることが見込まれます。 女性の視点が入ることによって、市場ニーズに柔軟に対応できることが期待できるほか、ESG投資など、株式パフォーマンスにも繋がります。経営視点で女性の意見が入ることはプラスの影響を与えられると考えられています。 詳細は「女性活躍の取り組み成功の3つのポイント」の記事をご覧ください。

②女性社員のロールモデルとなる
これまでにご紹介した通り、女性社員は長期的なキャリアプランを描くことに不安を抱えています。女性管理職が増えることによって、お手本となるロールモデルになる社員が増え、女性一般社員がキャリアアップを目指しやすい文化や環境を作ることに寄与できることでしょう。

まとめ
ここまで女性管理職比率についての現状や、女性管理職を増やすことへの課題、事例、メリットなどについてご紹介してきました。 それでは、女性管理職を増やすために企業ができることについてもう一度おさらいします。
女性社員は、管理職になりたくないのではなく、管理職になることで生じる責任と、 自身のライフプランとの両立に不安を抱えているケースが多くあります。
キャリアプランを描くことを支援し、キャリアアップに少しでも前向きになれる施策や仕組みづくりが重要であると言えるでしょう。
企業の女性活躍推進を支援する女性活躍研修を導入しませんか?かつてない少子高齢化が進み、労働人口の減少が続いている中、企業にとっての女性活躍や働き方改革は急務となっています。女性活躍推進法、働き方改革関連法成立にともない、企業には労働時間削減はもちろんのこと、多様で柔軟な働き方の実現が求められています。これから着手する企業、うまくいかずに悩んでいるという企業もあるでしょう。対策を効果的に行うためには、制度を整えるだけではなく、女性社員・管理職・若手社員、1人ひとりの相互理解や意識の変化に焦点をあてた働き方改革が必要です。私たちは、女性活躍推進のプロフェッショナルとして次のような企業の課題を解決します。大企業だけではなく、中小企業にとっても重要な女性管理職比率、離職防止、管理職の育成を力強くサポートします。
ぜひ、個人が活きる社内風土を一緒に作っていきましょう。

フィボナッチ比率を作るものは何ですか

・流れの復習
以下にレイアウト作業の流れを復習しておきます。

情報整理
掲載要素を検討、整理

サムネール
視線誘導、大きさのバランス、空間を意識して何案も検討

案が絞られたら、揃える
複数案を、具体的なレイアウト作業に移行
その時に、揃えることを意識する

・「レイアウト5つの基本」
1)情報整理 2)視線誘導 3)大きさのバランス 4)空間 5)揃える
※1)、2)前回の記事を参照ください。

3) 大きさのバランス

・ジャンプ率を意識する
配置する要素の中に文字があると思います。ツール、メディアなどにより文字量は違ってきますが、それぞれの文字の大小差がジャンプ率です。
本文(ボディコピー)に対して小見出し、大見出し(キャッチコピー)などが何倍の大きさかで倍率を決めます。

本 文=8ポイント
↓ ジャンプ率=200% (2倍)
見出し=16ポイント

本 文 =8ポイント
↓ ジャンプ率=400% (4倍)
大見出し=32ポイント

本 文 : 見出し : 大見出し = 8ポイント : 16ポイント : 32ポイント
ジャンプ率 = 1 : 2 : 4

・物のジャンプ率も意識する
文字の大きさ以外にも 写真、イラスト、図形、地紋などの大きさのバランスも同じように意識してみましょう 。通常、ジャンプ率とは呼びませんが考え方として分かりやすいので、ここでは物のジャンプ率と呼んでおきます。

そして、物のジャンプ率の対象は写真などだけでなく、文字を固まりと捉えた文字ブロックも入ります。文字ブロックの左右幅を変えたり、字間、行間を変えりすることにより文字ブロックの大きさは変わって見えます。

・比率を意識する
文字、そして物のジャンプ率を意識してもらいましたが、その ジャンプ率として参考になる比率が自然界に存在しています 。
自然界の中には私たち人間も含まれ、意識が生まれる以前からその法則の中で生きてきました。ですから、私たちの美意識に自然界の比率が埋め込まれていても不思議はありません。
代表的な比率を2つだけご紹介しておきます。

-黄金比
キレイな比率として広く知られています。昔から有名な絵画、彫刻の比率に応用されて来ました。最近ではアップルのリンゴマークが黄金比率の円を利用して描かれていることが有名です。数学的な解説はここでは省きますが、約1:1.618になります。

-白銀比
これは一般的によく知られているAサイズ、Bサイズの紙の比率です。長方形のタテヨコ比が、紙を半分に折っても変わらないまま永遠に続きます。1:√2です。

また、これらの比率はジャンプ率ばかりでなく、画面を分割する比率としても応用できます。画面分割は画面を幾つかの大きさに分けることですから、基本的な考え方は同じです。

・空間を意識して大きいものを小さく
さて、ここまでは優先順位に基づいて大小関係を設定してもらいましたが、次にそれを 崩すことに挑戦してみましょう 。

また、 大きさのバランスを調整する時に、文字でも写真でもその大きさが微妙な場合は揃えるようにしてください 。差を認知しづらい大きさは、すわりが悪くアンバランスな印象を与えます。

・文字間
一文字、一文字の間は、初心者がじ~っと見つめているとだんだん狭くなってゴチャゴチャしてきます。ですので、たまに 「引いて見る」 ことが必要です。
読みやすさとイメージの両方に関係していますので、文章を読みながら見る事と、文章を読まずに文字ブロックを灰色の四角(グレースペース)として眺めることの両方が大事です。

・行間
これも文字間と同様に読みやすさとイメージの両方に関係しています。
行間は、 だんだん開いて行くと、行がその文字ブロックから離脱してしまいます ので、そこも意識するようにしてください。

・文字ブロックと周囲
・写真、イラスト、その他の要素と周囲
文字ブロック、写真、イラスト、その他の要素、その周囲に何か隣接していますか?ここも 初心者は、徐々に近づいてしまいます 。
各要素同士の意味的な結び付きもありますし、またイメージ的な影響も大きいです。

・マージン
画面サイズ周囲を天地左右ぐるっと一周する余白のことです。これも 初心者は狭くなる傾向 があります。
紙面全体のイメージに関係していますので、よく検討してください。

・全体スペース内での余白の割合
掲載要素と余白の関係を考えた場合、その余白の割合が大きい程メッセージのコミュニケーションは速くなると思います。そのような 広い余白も、キレイな形で残るように努めてください 。
これは余白が白の時だけではありません。

営業的な見地から余白を埋めようとする意見にぶつかることが多々見受けられます。実際にはどちらが目立っているか、説得することも必要になります。
また、日本人は日の丸のように、余白を活かすのが巧いと感じます。大きな余白を作る時には、日本画などの歴史的な名作を参考にすることも可能でしょう。

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音楽、数学、タイポグラフィ

みなさんこんにちは。今日の僕の話のテーマは「タイポグラフィ」です。まず最初に、そもそもタイポグラフィとは何なのかということからお話ししたいと思います。タイポグラフィというのはよく耳にするキーワードではありますが、じつはかなり誤解も多いのではないかと僕は考えています。 PxHere Typography from Hermann Esser’s (1845–1908) Draughtsman’s Alphabet, from rawpixel’s own antique edition 00030.jpg

たとえば、GoogleやTwitterやなんかで「タイポグラフィ」というキーワードで検索すると、手描きによる装飾的な文字表現の画像が多くヒットします。こういったものをタイポグラフィとしてイメージする方もいらっしゃるかもしれません。しかしじつは、これらはタイポグラフィと呼ぶにはふさわしくなく、どちらかというと「レタリング」と呼ばれるべきものなんです。 フィボナッチ比率を作るものは何ですか

body < font-family: sans-serif; line-height: 1.75; ></p>
<p>タイポグラフィとはまず、それが人の手によって直接描かれるものではなく、機械的な手法によって生成されるものであるということ。そしてその書体や文字サイズや行間といったものを「データ」として定義でき、そのデータをもとにまったく同じものを再現できるということ。 h1 < font-size: 2rem; line-height: 1.25; margin-top: 3.5rem; margin-bottom: 1.75rem; >

というわけで、本日はこういった、ウェブサイトやアプリケーションにおける、いわゆるオンスクリーンのタイポグラフィについてお話しします。 ロバート・ブリングハースト『The Elements of Typographic Style』

octave, 1:2; major 7th, 8:15; minor 7th, 9:16; major 6th, 3:5; minor 6th, 5:8; fifth, 2:3; dim. 5th, 1:√2

ご覧いただいている図版はロバート・ブリングハーストの『The Elements of Typographic Style』という本からのものです。これはページの縦横比をいかにデザインするかという図版で、それぞれ本の見開きの状態を示しています。いちばん上は縦長の本でページの縦横比が1 : 2。いちばん下は正方形の本で比率は1 : フィボナッチ比率を作るものは何ですか 1。そしてその間に様々な縦横比のバリエーションがある。で、これらのページの比率がすべて、音楽における音程の周波数比になっているんです。

音の高さは周波数によって決まります。この数字は、基準となる音と各音程との周波数の比率を示しています。ユニゾン、つまりまったく同じ高さの2音の周波数比は1 : 1で、オクターブ上の音とは1 : 2になります。こういった音程の周波数比をページの寸法に適用しているわけです。

またこれらの数字を見てみると、僕たちに馴染みの深い比率が多く含まれています。たとえば画像や映像のアスペクト比でよく使われる、短7度の16 : 9や完全5度の3 : 2、完全4度の4 : 3といった比率があります。また短6度の5 : 8は黄金比に近く、減5度(増4度)の1 : √2は白銀比です。

このように、タイポグラフィに限らず、デザインと音楽は深い関連がある。そしてその背後には必ず数学的なロジックが潜んでいるようなんです。もちろん、ロジックに基づいてデザインすればすべてうまくいくというものではなく、最終的にはデザイナーの「眼」で見てすべてを決定することになるわけですが、ただその足がかりやガイドラインとして、音楽や数学のロジックというのは大いに力を発揮してくれると思います。

今日はこの音楽の三要素に沿って、それぞれがタイポグラフィにどのように関連するのか、そしてその背後にどのような数学的ロジックがあるのか、という流れでお話します。

ではタイポグラフィにおける調和とは何かというと、文字サイズや行間、グリッドのカラム幅など、様々なサイズが美しい比率で画面上に共存している状態と言えます。今日はその中で文字サイズの調和について考えてみたいと思います。

ではこういった文字サイズのスケールを作るときに、どのように各文字サイズを決めるとよいのでしょうか。

文字サイズのスケールを考えるときに役立つ手法として「モジュラースケール」というものがあります。スケールの各サイズを経験や勘にもとづいて決めるのではなく、意味のある調和した比率をもとにしようというものです。これは文字サイズに限らず、たとえば本のページの縦横比やグリッドのカラムなどにも使われるものです。

モジュラースケールについては、先ほども図版を引用したブリングハーストの本に詳しく書かれています。そこで彼はモジュラースケールを「物差し」に例えて説明しています。物差しというものは目盛りが一定間隔で並んでいて、寸法が決まっていますよね。たとえば目盛りが1mm単位で長さ30cmの物差しとか。しかしモジュラースケールというのは目盛りが一定間隔ではなく、かつ寸法も自由に伸び縮みさせられる物差しだ、とブリングハーストは言っています。

また彼はその本の中で「モデュロール」という寸法体系にも触れています。モデュロールというのは、ル・コルビュジエという建築家が考案した、人体の寸法と黄金比にもとづいた寸法体系で、どうやらこれがモジュラースケールという考え方のもとになっているようです。

モデュロールは、人間の身長とヘソの位置、そして手を上げた高さなどが黄金比になっているとして、これをフィボナッチ数で分割して作った寸法体系です。ル・コルビュジエはこのモデュロールをもとに、建物だとか家具だとかを作ったのだそうです。このモデュロールにおける黄金比のように、なんらかの調和する比率をもとにスケールを作り、そのスケールをタイポグラフィのガイドラインとしよう、というのがモジュラースケールという考え方です。

. 16px * 1.25^5 = 48.828125px; 16px * 1.25^4 = 39.0625px (h1); 16px * 1.25^3 = 31.25px; 16px * 1.25^2 = 25px (h2); 16px * 1.25 = 20px (h3); 16px * 1 = 16px (body); 16px / 1.25 = 12.8px (small); 16px / 1.25^2 = 10.24px; .

このモジュラースケールの考え方はウェブデザインでもけっこうよく知られていて、基本のサイズと比率を入力するとスケールを生成してくれるModular Scaleのようなサイトもあります。

じゃあ実際にモジュラースケールを作ってみましょう。まず最初に基本になる文字サイズを決定します。この場合はウェブブラウザーのデフォルトである16pxとします。次に、その基本サイズに掛け合わせる比率を決めます。ここでは1.25としています。この比率が大きいほど、文字サイズ間の差が大きくなる、いわゆるジャンプ率が高くなるということになります。その結果このような一連のサイズが得られるので、この中から各要素に適用するサイズを選びます。たとえば本文が16pxで、大見出しが39.0625px、キャプションは12.8px、という具合です。

等比数列:12.8, 16, 20, 25, 31.25, 39.0625, .

こうして見ると小さいサイズから大きいサイズまできれいに並んでいるように見えます。でも実際のプロジェクトでこのスケールを使ってみると、あまりうまくいかないことが多いんです。とくにベースサイズの周辺にもうちょっとバリエーションがほしくなるんですね。本文の16pxよりちょっとだけ小さい、またはちょっとだけ大きいサイズがほしいときに足りない。じゃあベースのサイズに掛け合わせる比率をもっと細かくすればいいかというと、今度は大きいサイズで選択肢が増えすぎてしまって、サイズ間に差が生まれにくいスケールになってしまいます。

いま作ったモジュラースケールはベースの文字サイズに対してつねに一定の比率を掛け合わせていました。その結果出来上がる数列は等比数列といいます。隣り合う項の比率がつねに等しい数列です。しかしひょっとするとこの等比数列というもの自体が文字サイズのスケールには合わないのではないか、と僕は考えています。ではどうするか。

調和数列:1, 1/2, 1/3, 1/4, 1/5, . /等差数列:1, 2, 3, 4, 5, .

そこで登場するのが「調和数列」です。調和数列というのは各項の逆数が等比数列になっている数列です。ピタゴラス音律や倍音など「ハーモニー」に関連していることから調和数列という名前で呼ばれる、ということのようです。

まず数学的な定義から見てみます。図の上が調和数列、下が等差数列です。調和数列の例は1、1/2、1/3、1/4というように、分数の形をしています。これらの分数の逆数、つまり分子と分母をひっくり返すと、下の等差数列になります。等差数列というのは隣り合う項の差がつねに等しい数列です。この例では1、2、3、4と隣り合う項との差がつねに1です。このような等差数列の各項の逆数を並べると調和数列が出来上がります。 芥川也寸志『音楽の基礎』

次に調和数列が音楽に由来するという面を見てみましょう。ギターやヴァイオリンといった弦楽器を想像してみてください。ある弦の開放、つまりフレットを押さえずに弾いた音がドだったとします。次に、弦の長さの半分のところを押さえて弾きます。すると弦の音の鳴る部分の長さは1/2になります。これが何の音になるかというと、さきほどのドのオクターヴ上のドの音になるんです。今度は弦の長さの1/3のところを弾く。するとソの音になります。このように弦の長さを1/2、1/3、1/4というふうにどんどん短くしていく。 芥川也寸志『音楽の基礎』

 16px * 8 = 128px; 16px * 8 / 2 = 64px; 16px * 8 / 3 = 42.667px (h1); 16px * 8 / 4 = 32px; 16px * 8 / 5 = 25.6px (h2); 16px * 8 / 6 = 21.333px; 16px * 8 / 7 = 18.286px (h3); 16px * 8 / 8 = 16px (body); 16px * 8 / 9 = 14.222px; 16px * 8 / 10 = 12.8px (small); .

つまり倍音というのは、ある音を鳴らしたときにかすかに鳴って豊かな音色を作るものであると同時に、それらを抜き出して同時に鳴らせば美しく調和する和音のもとになる、というものなんです。そういったわけでこのギターの弦の長さ1/2、1/3、1/4という数列は調和数列と呼ばれるのです。

ではこの調和数列を文字サイズのスケールに当てはめてみます。基準の文字サイズ16pxに1/2、1/3、1/4という分数をそのまま掛け合わせると、小さいサイズしか得られませんので、さらに一定の整数を掛け合わせます。ここでは8を掛けていますが、この数字はなんでもかまいません。この数字が小さいほどスケールは大雑把になり、大きいほど目が細かくなります。経験上、8がもっとも扱いやすいと感じます。 フィボナッチ比率を作るものは何ですか

図の上がいま作った調和数列をもとにしたスケール、下がさきほどの等比数列のスケールです。上の調和数列のスケールはサイズが小さいほど密で、大きいほどまばらになっているのがわかると思います。下の等比数列のスケールにあった、基本サイズ周辺のバリエーションが足りないという問題が解消できています。

というわけでタイポグラフィにおけるハーモニーの例として、文字サイズのスケールに調和数列を応用する手法をご紹介しました。もちろん調和数列にもとづいているからこれは美しい、読みやすいと断言することはできませんが、少なくとも文字サイズを決定するときのガイドにはなるのではないでしょうか。

ハーモニーの次は「リズム」についてお話しします。リズムはあらゆる音楽の出発点であると言われ、まさに音楽の核をなす要素です。音楽というのは時間の芸術です。リズムが止まるとき、音楽もまた止まります。またハーモニーやメロディのない音楽は皆さん想像できると思いますが、リズムのない音楽というのはちょっと想像できません。たとえばアンビエントとかフリージャズとか、明確なビートがなかったり、ビートが不規則だったりするとしても、それが音楽である以上は必ずリズムが存在しています。

さてタイポグラフィには「縦のリズム」、ヴァーティカル・リズムという概念があります。これは横組である欧文のタイポグラフィに由来する概念で、行の折り返しによって生まれる行間や、要素間の余白に一貫性があるかどうか、という視点です。この縦のリズムに規則性がないと、読みづらかったり、情報のヒエラルキーが正しく伝わらなかったりします。これはビューが縦方向に長くなるスマホではとくに重要な視点です。本の組版では本文(ボディテキスト)の行送り、CSSでいうところの line-height が縦のリズムの基準になります。

たとえばこのようなブログの記事ページなどの本文部分。本文の行送りが28pxだとしたら、段落間の余白はその1行分の28px、中見出しの上は2行分の56pxアケる、といった具合です。しかし実際のウェブサイトやアプリケーションでは、このようなシンプルなビューだけではありません。

たとえばこういったカード型のUI。この小さなカードの中だけでも複数のサイズのテキストがあり、情報の主従関係や重要度といったヒエラルキーがあります。またカードを複数並べるときのカードどうしの余白や、見出しの上下の余白などにも注意を払う必要があります。これらを本文の行送り(さきほどの例での28px)だけを単位にしていてはとてもレイアウトできません。

ではどうするかというと、リズムを構成するビートを細かく分割して、状況に応じて組み合わせるのが有効だと思います。いわばシンプルな4ビートだったのを16ビートにするような、そんなイメージです。テキストの行送りは4px単位、コンポーネントのスペーシングは8px単位、そしてさきほどのように本文は行送り単位、という3つの単位を組み合わせる手法を紹介したいと思います。

まず4pxグリッド。これがすべてのリズムの最小単位になります。これはテキストの行送りに適用します。つまりすべてのテキストの line-height の計算値が4pxの整数倍になるようにします。

カード型のUIを例に考えてみます。ラベル、タイトル、ディスクリプション、メタデータといった、文字サイズの異なる要素が並んでいます。

.Card__label < font-size: 12.8px; line-height: 16px; ></p>
<p>これらをこのように、すべてのテキストの行送りを4px単位に揃えます。最小単位は必ずしも4pxでなければいけないわけではないですが、計算のしやすさや、大きすぎず小さすぎずということを考えると、経験上4pxというのは行送りの単位として扱いやすいと思います。 .Card__title フィボナッチ比率を作るものは何ですか < font-size: 18.286px; line-height: 24px; >.Card__description < font-size: 14.222px; line-height: 20px; >

CSSだとこんな感じです。すべての line-height の計算値が4pxの整数倍になっています。実際のCSSでは単位をremなりなんなりに置き換えてください。

次は8px単位のグリッドについて。コンポーネント内のスペーシングや、コンポーネントどうしのスペーシングが8pxの整数倍になるようにします。とは言え8px単位ならどのように配置してもいいとなると、システムとして一貫性のないものになってしまいます。そこでさきほどの文字サイズのスケールと同様に、あらかじめ使うべきスペーシングを「スケール」として定義しておくのがよいでしょう。

$spacing-unit: 0.5rem; $spacing-1: $spacing-unit; // 8px $spacing-2: $spacing-unit * 2; // 16px $spacing-3: $spacing-unit * 3; // 24px $spacing-4: $spacing-unit * 4; // 32px $spacing-5: $spacing-unit * 5; // 40px $spacing-6: $spacing-unit * 6; // 48px .

たとえばこのようなカード型のUIが並んだ画面。見出しの上下のスペーシング、カードどうしのスペーシング、カード内のテキスト間のスペーシング、それらすべては互いに影響しあって情報のヒエラルキーを表現しています。これらを8pxを単位に配置するとき、どのようなスペーシングのスケールを定義すべきかについて、いくつかのパターンを考えてみたいと思います。

もっともシンプルなのは、8pxを2倍、3倍、4倍……と大きくしていくパターン。その結果出来上がるのは8px、16px、24px……というスケールです。

$spacing-unit: 0.5rem; $spacing-1: $spacing-unit; // 8px $spacing-2: $spacing-unit * 2; // 16px $spacing-3: $spacing-unit * 4; // 32px $spacing-4: $spacing-unit * 8; // 64px $spacing-5: $spacing-unit * 16; // 128px $spacing-6: $spacing-unit * 32; // 256px .

このスペーシングを図にするとこのようになります。小さいサイズでは問題ないんですが、大きいサイズでスペーシング間の差があまりありません。そうするとコンポーネントやチームメンバーによって使うスペーシングにばらつきが出やすくなる。ちょっと使いづらいんです。

次のパターンを考えてみましょう。8pxのユニットを16px、32px、64px……と2倍に増やしていくスケールです。

$spacing-unit: 0.5rem; $spacing-1: $spacing-unit; // 8px $spacing-2: $spacing-unit * 2; // 16px $spacing-3: $spacing-unit * 3; // 24px $spacing-4: $spacing-unit * 5; // 40px $spacing-5: $spacing-unit * 8; // 64px $spacing-6: $spacing-unit * 13; // 104px .

するとこうなります。ひと目見てわかるとおり、差が極端になるんですね。64pxの次が128pxなので、100pxくらいの余白がほしいというときに対応できない。その次はもう256pxなので、ちょっと実用的ではない。

フィボナッチ数列:1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, .

というわけで、おすすめしたいスペーシングのスケールはこれです。8pxのユニットに1、2、3、5、8、13という数を掛け合わせています。この数はもちろん、みなさんご存知のフィボナッチ数ですね。

1、1、2、3、5……フィボナッチ数列は、各項の値が前の2つの項の合計になっています。そして隣り合う項の比率がどんどん黄金比(1.618)に近づいていくという特徴があります。これをスペーシングのスケールに利用します。

するとこうなります。一見して、なだらかでいい感じに見えませんか? このフィボナッチ数を使ったスペーシングのスケールを実際に使ってみると、サイズ間の差が大きすぎず小さすぎず、かなり使いやすいんです。

というわけで、音楽の三要素の2つめのリズムについて、タイポグラフィにおける縦のリズムを題材に見てきました。本文の行送りだけですべてのリズムをコントロールするのは無理があるので、いくつかのスペーシングユニットを組み合わせるということ。そしてただユニットに沿うだけではなく、そこに一貫性を持たせるために、スペーシングのスケールを作ることについてお話しました。

iOS Safariのリーダービューの2つの画面。一方はダークテーマ、もう一方はライトテーマで、書体、文字サイズ、カラーを選択するUIが表示されている

メロディのルーツが言葉であるように、タイポグラフィにとってもっとも重要なものもやはり言葉です。どのようなタイポグラフィも、伝えるべき言葉がなければなんの意味もありません。皆さんの作るウェブサイトやアプリケーションでもユーザーになんらかのコンテンツを届けようとしているわけですよね。そして言葉というものは、コンテンツを届ける上でもっとも重要なものであるはずです。ウェブサイトやアプリケーションがコンテンツを届けるということはつまり、歌手が歌うということであり、ピアニストがソロを弾くということです。そのときタイポグラフィに求められるものはなんなのかと言えば、そのメロディを力強いリズムと美しいハーモニーで支える、良き伴奏者、優れたバックバンドであることだと思います。

こうなってくると、じゃあタイポグラフィなんかいらない、最初からユーザーにすべて設定させればいいじゃないかと、そのように思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし僕はそうは思いません。たしかに、すべての人にとって読みやすいタイポグラフィというのは不可能かもしれないけれども、それでも僕はデザイナーとして、フロントエンド開発者として、少しでも読みやすいタイポグラフィを追求することをあきらめたくないんです。それはひょっとすると、自分の好みをユーザーに押し付けているだけなんじゃないかと考えてしまうこともあります。でもそうならないために、僕たちは歴史から学ぶことができます。タイポグラフィの豊かな歴史に学び、音楽や数学といった先人の知恵に学び、少しずつ理想に近づいていくことができます。そして同時に、そういった僕らのデザインがユーザーにとって残念ながら最適なものではなかったとしても、コンテンツを、言葉を伝えることが、僕たちフロントエンドに関わる者の責任であると思います。

初心者必見!結婚式ムービーのアスペクト比とセーフティーゾーン

出典:https://theaterhouse.co.jp/aspect02.html

どうしてアスペクト比を知っておく必要があるの?

アスペクト比を間違えてしまうと、映像の一部が画面から切れて見えなくなってしまったり、極端に小さく写ってしまったり、機材によっては映し出すことすらできない場合があります。一生思い出に残る大切な結婚式だからこそ、そんな失敗はしたくないですよね。

セーフティーゾーンって何?

普段テレビや映画を見ているだけでは気づきませんが、実は映像は作ったものがそのまま全て映し出されているわけではありません。多くの場合、映像の上下左右の5〜10%が隠れて見えなくなっているのです。そのため、画面目一杯に情報を詰め込んでしまうと見せたい部分が途切れてしまう可能性があります。

セーフティーゾーンには2種類ある

出典:https://helpx.adobe.com/jp/premiere-elements/kb/4510.html

アクションセーフティーは、映像が確実に映し出される範囲のことを指します。これは、映像が途切れないよう必ず確認し設定すべきものです。

タイトルセーフティーは、字幕などの文字情報が映し出され、かつ視聴者が心地よく読める範囲のことを指します。こちらはアクションセーフティーと異なり必しも確認する必要はありませんが、文字情報が画面の端に寄りすぎていると、視聴者が文字を追いにくくなってしまうため設定することをおすすめしています。

セーフティーゾーンも、映像を作り始める前に確認しよう

アスペクト比とセーフティーゾーンはどうすればわかるの?

アスペクト比やセーフティーゾーンを知りたいときは、結婚式場のプランナーさんや映像機器担当者に確認すれば教えてもらえます。「アスペクト比は【16:9】と【4:3】のどちらか、またセーフティーゾーンの指定があれば教えてください。」と質問すると、きっと丁寧に教えてくれるはずです。

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